高齢化や女性の社会進出を背景として,家庭や 公共空間におけるロボットソリューションへの期待が高まっています.
日本では技術および経験知は豊富に蓄積されていますが,ロボットを介して人間を支援するソリューションは十分に提供されていません.
日本ロボット学会 インテリジェントホームロボティクス(iHR)研究専門委員会は,実際の現場で利用できるロボットソリューションを目指し,大学・研究機関・企業・現場が一体となって,1)現場で動くホームロボットに要求されるサービスの在り方の検討,2)技術の体系化とソリューションのパッケージ化,3)フィールド評価実験の標準化,について議論する場を提供します.